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■だいまんの今日のウラ読み戦略■
daimanfx.com

2020年06月30日(火)07:00

【今日の一言】
 半期末のフローの動きに注意

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、反発を強めた欧米の株価を受けて、リスクオンの動きとなった。NYダウは、585ドル高までじり高となった。
 ドル円は、米5月米住宅販売保留指数が、前月比44.3%と強い上昇となったことで、上値のストップロスをつけて107.88まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏6月経済・消費者信頼感指数が良好となったことで、1.1288まで反発後、独議会がECBの金融緩和策の柱となる債券購入プログラム支持の動議を計画しているとの報道もあって、1.1219まで売りに押され、ポンドドルは、今週から始まる英EU集中協議に対する不透明感や月末を睨んだ対ユーロでの売りで、1.2252まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が121.36まで反発、ポンド円は131.96から132.60で上下、オージー円は73.69から74.01、NZD円は68.87から69.24で堅調推移、カナダ円は78.88まで買い戻された。

【本日の材料】
08:30 (日) 5月失業率 (前回2.6% 予想2.8%)
08:30 (日) 5月有効求人倍率 (前回1.32 予想1.22)
08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報値 [前月比] (前回-9.8% 予想-5.7%)
08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報値 [前年同月比] (前回-15.0% 予想-22.7%)
10:00 (中) 6月国家統計局製造業PMI (前回50.6)
10:00 (中) 6月国家統計局非製造業PMI (前回53.6)
10:00 (NZ) 6月NBNZ企業信頼感指数 (前回-41.8)
10:00 (NZ) 6月NBNZ自社業績予想指数 (前回-38.7)
10:30 (豪) 5月住宅ローン (前回0.2%)
10:30 (豪) 5月民間部門貸付 (前回0.1%)
14:00 (日) 5月新設住宅着工戸数 [前年同月比] (前回-12.9% 予想-12.7%)
15:00 (英) 第1四半期GDP・改定値 [前期比] (前回-2.0% 予想-2.0%)
15:00 (英) 第1四半期GDP・改定値 [前年同期比] (前回-1.6% 予想-1.6%)
15:00 (英) 第1四半期期経常収支 (前回-56億ポンド 予想-150億ポンド)
15:00 (南ア) 5月マネーサプライM3 [前年同月比] (前回10.47%)
15:30 (スイス) 5月実質小売売上高 [前年同月比] (前回-19.9%)
15:45 (仏) 6月消費者物価指数・速報値 [前月比] (前回0.1%)
15:45 (仏) 6月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回0.4%)
15:45 (仏) 5月卸売物価指数 [前月比] (前回-2.9%)
15:45 (仏) 5月消費支出 [前月比] (前回-20.2%)
16:00 (スイス) 6月KOF景気先行指数 (前回53.2 予想80.0)
16:00 (トルコ) 5月貿易収支 (前回-45.6億ドル)
16:00 (ハンガリー) 5月生産者物価指数 [前年比] (前回3.7%)
17:00 (ポーランド) 6月消費者物価指数 [前年比] (前回2.9%)
17:00 (ポーランド) 6月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.2%)
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回0.1% 予想-0.1%)
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数コア指数・速報値 [前年同月比] (前回0.9% 予想0.8%)
18:30 (南ア) 第1四半期GDP [前期比年率] (前回-1.4% 予想-4.5%)
18:30 (南ア) 第1四半期GDP [前年同期比] (前回-0.5%)
20:00 (ユーロ圏) シュナーベルECB専務理事講演
21:00 (南ア) 5月貿易収支 (前回-350億ランド)
21:30 (加) 4月月次GDP [前月比] (前回-7.2% 予想-10.5%)
21:30 (加) 4月月次GDP [前年同月比] (前回-5.8% 予想-16.0%)
22:00 (米) 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 (前回222.21)
22:00 (米) 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年同月比] (前回3.9%)
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数 (前回32.3 予想42.0)
23:00 (米) 6月コンファレンスボード・消費者信頼感指数 (前回86.6 予想90.0)
23:30 (米) 6月ダラス連銀・サービス売上高指数 (前回-28.1)
23:30 (米) 6月ダラス連銀・サービス部門信頼感指数 (前回-41.7)
23:00 (英) カンリフBOE副総裁講演
00:00 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
01:30 (米) パウエルFRB議長・ムニューシン財務長官議会証言「新型コロナウイルス対応に関して」(米下院金融委員会)
中国全人代常務委員会
日本:消費増税に伴うキャッスレス決済の5%還元終了
南ア準備銀行四季報発表
英・EU離脱移行期間延長申請期限
米国債2-5-7年債償還(1022憶ドル)
アストロ=原油重要変化日
高島暦:「上寄りすると押し込み、安寄りすると踏み上げる」

【注目ポイント&今日のウラ読み】
 昨晩は、欧米の株価が反発を強めたことで、リスクオンの流れとなりましたが、本日は月末、欧米では、半期の決算末です。この日は、月末のポートフォリオの見直しや企業の決済ニーズなどで、大量のフローが出ることで、相場が荒れた動きとなります。 また、こういったフローは、レベル感とは関係なく出てくることで、特に24時のロンドン・フィキシングに向けての相場の動きには注意して対応しましょう。 
 本日は、経済指標の発表も多く、日本では5月失業率・5月有効求人倍率、5月鉱工業生産の速報値、中国の6月国家統計局製造業・非製造業PMI、NZの6月NBNZ企業信頼感指数、豪州の5月住宅ローン、英国の第1四半期GDPの改定値、仏・ユーロ圏6月消費者物価指数の速報値、南アの第1四半期GDP、カナダの4月月次GDP、米国では、4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、 6月シカゴ購買部協会景気指数とコンファレンスボードが発表する6月消費者信頼感指数、6月ダラス連銀のサービス売上高指数などが発表されます。 
引き続き経済指標に関しては、弱い結果が想定されますが、織り込みの範囲で、逆に良い結果がサプライズとして捉えられる展開が続きそうです。
また要人発言の機会も多いですが、特にパウエルFRB議長とムニューシン財務長官が、新型コロナウイルス対応に関して、米下院金融委員会で証言を行います。
ムニューシン財務長官は、恐らくトランプ大統領の意向を受けて楽観的な見解を示すと思いますが、パウエルFRB議長は、引き続き米経済に対して悲観的な見方を示すと想定されています。FOMCなどでも同様な発言がなされていることで、こういった面は一定の織り込みありますが、米国では、感染者数の増加が続いていることで、警戒感を残しそうです。
その他、中国全人代常務委員会では、香港国家安全維持法が可決する見通しです。既に先週中国共産党要人のビザ発給制限が発表されています。更に何かの対抗策が、米国から出るかは不透明ですが、ともかく米中の軋轢が高まるようなニュースには、用心しておきましょう。 
また、英国とEUの離脱移行期間の延長申請期限を迎えます。これは既に、英国が延長申請をしないことが明言されています。影響は少ないでしょうが、一方で、昨日から英国とEUの間で、ブレグジットの交渉協議がスタートしています。 交渉が難航している状況が見えた場合、ポンド相場の売り圧力となることは、留意しておきましょう。 

【高島暦&アストロ】
高島暦:「上寄りすると押し込み、安寄りすると踏み上げる」

 ドル円や株価は上寄りしているが、少なくとも上値追いする状況ではなさそうだ。慎重な売り狙いからも、押し目ではしっかりと買い戻しながらが良さそう。

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

ドル円 (予想レンジ=107.20-108.10)
(基本戦略:売り場探しも、押し目が甘ければ買い戻し&買い)
下値を106.05-10で維持して、107.85-90まで反発。上値は107.75-85が抑えると弱い。107.85-90を超えて、107.95-10が視野となるが抑えると上値追い出来ない。108.25-30を超えて108.40-50、108.55-60を超えて、108.65-70、108.90-00、109.20-30、109.45-50が視野となる。一方下値は107.45-55の維持では強いが、割れると107.35-45、107.15-25が視野となるが、買いが入り易いが、ただし、107.00-10を割れると106.85-95、106.75-85を割れると106.65-75、106.55-60、106.45-50が視野となるが、買いが入り易いが、106.35-40を割れると106.25-35、106.15-25が視野となる。(予想時レート:107.58 予想時間 05:53)

ユーロドル :(予想レンジ=1.1200-1.1300)
(基本戦略:大きめの動きで逆張り)
下値を1.1165-70で維持して、1.1345-50まで反発も更なる展開とならず、上値は1.1245-55、1.1255-65、1.1270-80が抑えると弱い。1.1285-90を超えて、1.1305-15、1.1325-355、1.1335-40が視野となるが抑えると上値追い出来ない。1.1345-55を超えて、1.1355-65、1.1380-90が視野となる。一方下値は、1.1215-25の維持では良いが、割れると1.1195-05、1.1185-95を割れると1.1175-85、1.1165-70を割れると1.1155-60、1.1135-45が視野となるが、買いが入り易いが、1.1115-25を割れると1.1095-05、1.10875-85を割れると1.1065-75、1.1045-55、1.1035-45、1.1025-35、1.1015-25、1.1000-10が順次視野となる。(予想時レート:1.1243 予想間06:02)

ポンドドル:(予想レンジ=1.2200-1.2400)
(基本戦略:突っ込みは避けて戻り売り)
反発が1.2525-35でCapされて、下落が1.2245-55まで拡大。上値は1.2300-10、1.2320-30が抑えると弱い。1.2335-40を超えて、1.2350-60、1.2370-80が視野となるが、売りが出易い。1.2385-95を超えて、1.2395-00、1.2415-20が視野となるが上値追い出来ない。1.2435-40を超えて、1.2445-50が視野となる。一方下値は、1.2270-80の維持では良いが、1.2245-55を維持できずに、1.2225-35や1.2195-05を割れると1.2185-90が視野となるが、維持は不透明だが、1.2175-80や1.2160-70を割れると1.2145-50、1.2115-20、1.2090-00が視野となる。(予想時レート:1.2295 予想時間:06:14)

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プロフィール

Author:daimanfx
文一雄【通称:だいまん】
1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。 ディーリング及び決済関連業務に精通。 2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。 銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」(http://www.savetheyen.com)をベースに、 個人のFX取引の拡大を支援するために、相場予想及び、為替取引の個人向け実地教育を中心とした㈱FXSCを設立。 2004年より、外国為替をメイン・テーマとしたインターネット・ラジオ「だいまんの為替で大儲け?!」(http://www.forexradio.net)を開始。 著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」(エム・ケイ・ニュース社)、及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」(フォレスト出版)がある。

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