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■だいまんの今日のウラ読み戦略■
daimanfx.com

2020年06月11日(木)09:00

【今日の一言】
 FOMCの結果を吟味する相場

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、FOMCの結果発表を睨んで、ドルの軟調、円の堅調が続いた。
 注目のFOMCでは、政策金利が据え置かれ、声明文で、イールドカーブ・コントロールについての文言がなかったことで、一時ドルの買い戻しが出るも、FOMCメンバーによるFF金利見通しで、2022年までゼロ金利を維持する見通しが示されたこと、パウエルFRB議長が記者会見で、「YCC導入の是非はまだ答えが出ていな。今後の理事会でも話を継続する」と発言したことで、更にドル売りが強まったが、334ドル安から82ドル高まで反発したNYダウが、再びマイナス圏に沈んだことで、更にドル売りは強まらなかった。その他パウエルFRB議長は、「今四半期のGDPは過去最大の落ち込みとなるだろう」、「米労働省の失業率は失業を十分反映していない可能性」、「米経済を支援するためにあらゆる手段を行使することにコミット」などと述べた。 
 ドル円は、106.99まげ下落、ユーロドルは1.1422、ポンドドルは、1.2815まで一時上昇した
 一方クロス円では、ユーロ円は122.29から121.59で上下、ポンド円は136.66から137.43、オージー円は74.95から75.63、NZD円は69.90から70.51、カナダ円は79.78から80.41で上下した。

【本日の材料】
ポーランド市場休場(聖体祭)、ブラジル市場(キリスト聖体祭)
07:45 (NZ) 5月Eカード小売業販売高 [前年比] (前回-47.5%)
07:45 (NZ) 5月Eカード小売業販売高 [前月比] (前回-46.8%)
08:01 (英) 5月RICS住宅価格指数 (前回-21)
08:50 (日) 4-6月期四半期法人企業景気予測調査・大企業全産業業況判断指数 (前回-10.1)
08:50 (日) 4-6月期四半期法人企業景気予測調査・大企業製造業業況判断指数 (前回-17.2)
08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回-4993億円)
08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-380億円)
16:30 (スウェーデン) 5月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.3%)
16:30 (スウェーデン) 5月消費者物価指数 [前年同月比] (前回-0.4%)
16:30 (スウェーデン) 5月消費者物価指数・コア指数 [前月比] (前回-0.3%)
16:30 (スウェーデン) 5月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回-0.4%)
18:30 (南ア) 3月金生産 [前年比] (前回11.5%)
18:30 (南ア) 3月鉱業生産 [前年比] (前回7%)
20:00 (メキシコ) 4月鉱工業生産 [前月比] (前回-3.4%)
20:00 (メキシコ) 4月鉱工業生産 [前年比] (前回-5%)
20:00 (南ア) 3月製造業生産 [前年比] (前回-2.1%)
20:00 (南ア) 3月製造業生産 [前月比] (前回-2.3%)
21:30 (米) 5月卸売物価指数 [前月比] (前回-1.3% 予想0.1%)
21:30 (米) 5月卸売物価指数 [前年同月比] (前回-1.2% 予想-1.2%)
21:30 (米) 5月卸売物価指数・コア指数 [前月比] (前回-0.3% 予想-0.1%)
21:30 (米) 5月卸売物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回0.6% 予想0.5%)
21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回187.7万件)
21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回2148.7万人)
ユーロ圏財務相会合
高島暦:「保合の日なれど、不時の高下をみることあり」

【注目ポイント&今日のウラ読み】
昨晩は、注目のFOMCの声明文で、イールドカーブ・コントロールに関する文言がなかったことで、一時ドルの買い戻しが強まる局面もありましたが、FOMCメンバーの見通しを示すドット・チャートで、2022年まで、政策金利のゼロ金利が維持される見通しが示されたこと、パウエルFRB議長が記者会見で、YCC導入に関して、今後も検討が続けられることや米経済を支援するためにあらゆる手段を行使すると示されたことで、ドルの軟調が続きました。
 ただ、一定の注目材料が終了したこともあって、巻き戻しの動きしも出易いことは、留意しておきましょう。 
 経済指標としては、英5月RICS住宅価格指数、4-6月期四半期法人企業景気予測調査と週間対外対内証券売買契約等の状況、南ア3月製造業生産、米国の5月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数 の発表が予定されています。注目度はあまり高くありませんが、引き続き弱い結果にも、想定の範囲と市場が、反応を示さない可能性が高いでしょう。
 その他、ユーロ圏財務相会合では、欧州委員会が提案した新型コロナウイルス復興基金案に関する協議が、行われる見通しです。18-19日のEU理事会を前に、不協和が出てくるとユーロ相場の圧迫要因となるので注目しておきましょう。
 その他引き続き米中関係、新型コロナウイルスに関する続報や株価の動きに注意して、対応しましょう。 

【高島暦&アストロ】
高島暦:「保合の日なれど、不時の高下をみることあり」

ともかく、大きく動けば逆張り狙い。

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

ドル円 (予想レンジ=106.70-107.70)
(基本戦略:我慢の押し目買いから吹き値売り)
反発が109.85-90でCapされて、107.60-70まで再下落。上値は107.25-35が抑えると弱い。107.45-55を超えて、107.55-60、107.75-80、107.85-90、107.95-10が視野となるが売りが出易い。108.25-30を超えて108.40-50、108.55-60を超えて、108.65-70、108.90-00、109.20-30、109.45-50が視野となる。一方下値は106.95-05、106.85-90の維持では良いが、106.70-80を割れると106.50-60、106.35-45が視野となるが買いが入り易い。ただし、106.15-25を割れると106.05-15、105.95-00を割れると105.75-90や105.55-65、維持できずに105.25-30や105.10-15を割れると104.95-00、104.65-70が視野となる。(予想時レート:107.12 予想時間 06:51)

ユーロドル :(予想レンジ=1.1300-1.1400)
(基本戦略:上値を確認して慎重な売り狙い)
下値を1.0765-70で維持して、1.1415-25まで反発。1.1390-00が抑えると弱い。1.1415-25を超えて1.1425-30、1.1435-40、1.1455-60、1.1475-85が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。1.1485-95を超えても、1.1500-10の上抜けは不透明。1.1515-20を越えて、1.1525-30、1.1540-50を越えて、1.1555-65が視野となる。一方下値は、1.1355-65の維持では良いが、1.1315-25を割れると1.1295-05、1.1275-85、1.1255-65が視野となるが維持では堅調も1.1235-45を割れると1.1215-30が視野となるが買いが入り易いが、1.1195-00や1.1175-85を割れると1.1155-65、1.1135-45が視野となる。(予想時レート:1.1378 予想間07:02)

ポンドドル:(予想レンジ=1.2650-1.2800)
(基本戦略:慎重に戻り売り場探し)
下値を1.2070-80で維持して、1.2805-15まで反発。上値は、1.2755-65、1.2785-90が抑えると弱い。1.2805-15を超えて1.2825-35、1.2845-55を超えて1.2865-75、1.2880-90、1.2905-15、1.2925-40が視野となるが、売りが出易い。1.2965-70や1.2975-80を超えて、1.2985-95の窓の上限、1.3005-10を超えて、1.3015-20、1.3025-35、1.3040-50、1.3055-65、1.3065-75が視野となる。一方下値は、1.2725-35、1.2715-25の維持では強いが、1.2705-10を割れると1.2695-00、1.2665-70、1.2645-55が視野となるが維持では良いが1.2625-30を割れると1.2615-20、1.2595-05が視野となるが、維持では良いが、1.2580-90を割れると1.2545-55、1.2525-35、1.2505-15が視野となる。 (予想時レート:1.2750 予想時間:07:10)



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プロフィール

Author:daimanfx
文一雄【通称:だいまん】
1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。 ディーリング及び決済関連業務に精通。 2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。 銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」(http://www.savetheyen.com)をベースに、 個人のFX取引の拡大を支援するために、相場予想及び、為替取引の個人向け実地教育を中心とした㈱FXSCを設立。 2004年より、外国為替をメイン・テーマとしたインターネット・ラジオ「だいまんの為替で大儲け?!」(http://www.forexradio.net)を開始。 著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」(エム・ケイ・ニュース社)、及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」(フォレスト出版)がある。

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