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■だいまんの今日のウラ読み戦略■
daimanfx.com

2020年05月15日(金)09:00

【今日の一言】
 引き続き揉み合いを前提に

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、トラップ大統領の発言や弱い米週間新規失業保険申請件数や株価を睨んで、ドルが上下した。
 トランプ大統領は、「今はドル高がいい」、「今は強いドルを持つ絶好の機会」などの見解を示し、FOXニュースとのインタビューでは、「中国の習近平国家主席と今は話したくない」、「中国と完全に断交することが可能か、断交した場合に何が起きるか思案している」、「米国で上場している中国企業を非常に厳しく注視している」と発言したことで、NYダウが458ドル安からスタートし、リスク回避の流れに伴って、一時ドル買いが優先となったが、その後NYダウが256ドル高まで反発したことで、ドル買いも限定された。
 ドル円は106.78を安値に107.37まで反発、ユーロドルは1.0821から1.0775で上下、ポンドドルは1.2166を安値に1.2234まで値を回復した。
 一方クロス円では、ユーロ円は115.33から115.93、ポンド円が130.16から131.32まで反発、オージー円は68.56から69.41、NZD円は63.78から64.41、カナダ円は75.58を安値に76.49まで反発した。

【本日の材料】
08:50 (日) 4月国内企業物価指数 [前月比] (前回-0.9% -0.6%)
08:50 (日) 4月国内企業物価指数 [前年同月比] (前回-0.4% 予想-1.4%)
11:00 (中) 4月鉱工業生産 [前年同月比] (前回-1.1% 予想2.0%)
11:00 (中) 4月小売売上高 [前年同月比] (前回-15.8% 予想-5.8%)
11:00 (中) 4月固定資産投資 [前年比] (前回-16.1%)
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前期比] (前回0.0% 予想-2.3%)
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前年同期比] (前回0.4% 予想-2.0%)
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値季調前 [前年同期比] (前回0.3% 予想-1.9%)
15:00 (ノルウェー) 4月貿易収支 (前回25億NOK)
15:45 (仏) 4月消費者物価指数・改定値 [前月比] (前回0.1% 予想0.1%)
15:45 (仏) 4月消費者物価指数・改定値 [前年同月比] (前回0.4% 予想0.4%)
16:00 (ハンガリー) 第1四半期GDP 速報値 [前年比] (前回4.5%)
17:00 (ポーランド) 第1四半期GDP 速報値 [前年比] (前回3.1%)
17:00 (ポーランド) 第1四半期GDP 速報値 [前期比] (前回0.2%)
17:00 (トルコ) 4月財政収支 (前回-437.0億トルコリラ)
17:30 (香) 第1四半期GDP・確定値 [前期比] (前回-5.3%)
17:30 (香) 第1四半期GDP・確定値 [前年比] (前回-8.9%)
18:00 (ユーロ圏) 3月貿易収支・季調済 (前回258億ユーロ)
18:00 (ユーロ圏) 3月貿易収支・季調前 (前回230億ユーロ)
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・改定値 [前期比] (前回-3.8% 予想-3.8%)
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・改定値 [前年同期比] (前回-3.3% 予想-3.3%)
21:30 (加) 3月対内証券投資額 (前回206.1億加ドル)
21:30 (加) 3月対外証券投資額 (前回61.4億加ドル)
21:30 (米) 4月小売売上高 [前月比] (前回-8.7% (-8.4%) 予想-10.0%)
21:30 (米) 4月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-4.5% (-4.2%) 予想-7.1%)
21:30 (米) 5月NY連銀製造業景気指数 (前回-78.2 予想-62.5)
22:15 (米) 4月鉱工業生産 [前月比] (前回-5.4% 予想-11.0%)
22:15 (米) 4月設備稼働率 (前回72.7% 予想65.5%)
23:00 (米) 3月企業在庫 [前月比] (前回-0.4% 予想-0.2%)
23:00 (米) 3月JOLTS求人件数 (前回6.882百万人)
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値 (前回71.8 予想68.0)
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者信頼感現況指数・速報値 (前回72.4)
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者信頼感期待指数・速報値 (前回70)
05:00 (米) 3月対米証券投資・除短期債 (前回494億ドル)
05:00 (米) 3月対米証券投資 (前回-134億ドル)
米国債償還(1102億ドル)
本邦企業決算:大林組、飛島建設、ミクシィ、ユニゾホールディングス、フジタコーポ、レナウン、大王製紙、昭和電工、住友化学、チタン工業、持田製薬、ダスキン、WOWWOW、大同特殊鋼、日本軽金属、ノーリツ、ダスキン、TDK、SMK、かんぽ生命、ゆうちょ銀行、青山商事、三菱UFJ、三井住友、みずほFG、第一生命、T&Dホールディングス、ヤマトHD、NTT、東京電力
アストロ=重要変化日(18日まで)
高島暦:「逆向かいの日。大いに高きは売り、安きは買い」

【注目ポイント&今日のウラ読み】
昨晩のトラップ大統領の発言や弱い米週間新規失業保険申請件数を受けて、NY株価が軟調スタートも、その後買い戻し気味で引けたことで、ドルは揉み合いの展開に留まりました。
トランプ大統領は、「今は強いドルを持つ絶好の機会」、「中国と完全に断交することが可能か、断交した場合に何が起きるか思案している」、「米国で上場している中国企業を非常に厳しく注視している」と発言しました。
対中政策に関しては、制裁策を強めた場合、株価が調整するリスクをはらんでいます。実際トランプ大統領が、強硬な行動に出るとは考えづらいでしょう。一方過去ドル安を求めていたトランプ大統領が、総じてドルが堅調なこの段階で、どうしてドル高を煽る発言をしたかは不思議な感じがします。 また、求めているFRBに対するマイナス金利導入についても、これはドル安要因となり易いことを考慮すると、このトランプ大統領の発言は、大きな矛盾を含んでいます。
可能性としては、新型コロナウイルスの拡大で、NY株が下がっていることで、ドルの価値を保ちたいと考えている可能性はありますが、恐らく根拠もなく、単なる場当たり的で、感覚的な発言のような気がします。あまり気にする必要はないでしょう。 
本日の経済指標としては、中国の4月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資は、良い結果が、リスクオンの動きにつながるか注目しましょう。
海外では、ユーロ圏では、独第1四半期GDPの速報値 ユーロ圏の3月貿易収支と第1四半期GDPの改定値、米国では、4月小売売上高と5月NY連銀製造業景気指数、4月鉱工業生産・設備稼働率、 3月企業在庫とJOLTS求人件数、5月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値など重要な指標が発表される。ただ、引き続き大幅な悪化は想定されており、サプライズは良い数字としても、総じて指標結果に対する反応は限定される見通しは変わりません。
その他、本日は5-10日で、東京仲値に向けて円売りが出易いとの思惑はありますが、米国債の償還日ですので、一定の円転ニーズがあることは、留意しておきましょう。 

【高島暦&アストロ】
アストロ=重要変化日(18日まで)
高島暦:「逆向かいの日。大いに高きは売り、安きは買い」

結局揉み合いから、逆張り戦略ということでしょう。

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

ドル円 (予想レンジ=106.60-107.60)
(基本戦略:逆張り)
下値を105.95-00で維持して、107.75-85まで反発も更なる展開とならず、上値は107.35-40を超えて107.45-55、107.55-65が視野となるが抑えると弱い。107.75-85を超えても107.95-00が抑えると上値追い出来ない。108.05-10を超えて、108.15-25、108.35-40が視野となる。一方下値は107.00-10の維持では良いが、106.85-90や106.70-80を割れると、106.50-60、106.35-45が視野となるが買いが入り易い。ただし、106.15-25を割れると106.05-15、105.95-00を割れると105.75-90や105.55-65、維持できずに105.25-30や105.10-15を割れると104.95-00、104.65-70が視野となる。(予想時レート:107.27 予想時間 07:14)

ユーロドル :(予想レンジ=1.0750―1.0900)
(基本戦略:逆張り)
下値を1.0765-70で維持して、1.0895-00まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.0815-25、1.0835-45、1.0845-55、1.0865-75が抑えると弱い。1.0895-00や1.0925-30を超えて、1.0935-45が視野となるが抑えると弱い。1.0945-55を超えて、1.0965-75、1.0980-90、1.0995-05が視野となる。一方下値は1.0785-95の維持では良いが、1.0775-80や1.0765-70を割れると1.0745-60、1.0725-35や1.0715-20を割れると1.0695-05、1.0665-70を割れると1.0655-60が視野となるが、維持では良いが、1.0625-35を割れると1.0615-25、1.0595-05まで視野となる。(予想時レート:1.0805 予想間07:27)

ポンドドル:(予想レンジ=1.2150-1.2310)
(基本戦略:突っ込み売りは避けて、戻り売り)
反発が1.2465-70でCapされて、下落が1.2165-70まで拡大。上値は1.2225-35が抑えると弱い。1.2240-50を超えて1.2265-75、1.2295-05、1.2305-15、1.2325-35が視野となるが抑えると弱い。1.2340-50や1.2370-80を超えて1.2385-90、1.2405-10、1.2420-30、1.2435-40超えて、1.2355-60が視野となる。一方下値は1.2175-95の維持では良いが、1.2165-70を割れると1.2155-65、1.2140-50や1.2115-30を割れると1.2095-05、1.2065-70、1.2045-55、1.2025-30、1.1995-05、1.1965-80、1.1945-55などが視野となるが、維持では堅調も、1.1925-35を割れると1.1895-05、1.1875-80、1.1865-70が視野となる。(予想時レート:1.2227 予想時間:07:41)

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プロフィール

Author:daimanfx
文一雄【通称:だいまん】
1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。 ディーリング及び決済関連業務に精通。 2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。 銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」(http://www.savetheyen.com)をベースに、 個人のFX取引の拡大を支援するために、相場予想及び、為替取引の個人向け実地教育を中心とした㈱FXSCを設立。 2004年より、外国為替をメイン・テーマとしたインターネット・ラジオ「だいまんの為替で大儲け?!」(http://www.forexradio.net)を開始。 著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」(エム・ケイ・ニュース社)、及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」(フォレスト出版)がある。

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