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デイトレード戦略

■だいまんの今日のウラ読み戦略■
daimanfx.com

2020年03月12日(木)09:00

【今日の一言】
 リスクオフが続きそう

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、テドロスWHO事務局長が「新型コロナウイルスの感染拡大について、パンデミックとなった」と表明したことなどから株価が下落、為替市場も株価の動きに乱高下の展開となった。
 米政府が、新型コロナウイルス対応の経済対策を議会に要請したが、実現に対する不透明感が相場の圧迫要因となり、NYダウは一時1690ドル近い下落となった。また米2月消費者物価指数は、やや予想を上回ったが、影響は限定された。
 ドル円は、「日銀が来週の会合で、ETF買い入れ目標を引上げる追加緩和を検討」との一部報道を受けて105.33まで反発後、NYダウの下落幅拡大を受けて104.23の日中安値まで一時値を下げた。またユーロドルは、米長期金利の反発や明日のECB理事会で、大幅金融緩和が実施されるとの思惑から1.1257まで下落、ポンドドルは、英中銀が、0.50%の緊急利下げを発表したことで、1.2832まで売り込まれた後。利下げはある程度織り込み済みだったこと、英財務省が、新型コロナへの対応で総額300億ポンドの景気策を講じるとしたことで、1.2978まで反発したが、英政府が米国のIT大手に、2%のデジタル税を課すとの報道が嫌気され、1.2822までじり安となった。
 一方クロス円では、ユーロ円が、119.22から117.54、ポンド円が136.57から133.81、オージー円が68.80から67.64、NZD円が66.64から65.34、カナダ円は76.94から75.66まで売りに押された。

【本日の材料】
08:50 (日) 2月国内企業物価指数 [前月比] (前回0.2% 予想-0.3%)
08:50 (日) 2月国内企業物価指数 [前年同月比] (前回1.7% 予想1.0%)
08:50 (日) 1-3月期四半期法人企業景気予測調査・大企業全産業業況判断指数 (前回-6.2)
08:50 (日) 1-3月期四半期法人企業景気予測調査・大企業製造業業況判断指数 (前回-7.8)
08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況・対外中長期債 (前回-4897億円)
08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況・対内株式 (前回-7450億円)
09:01 (英) 2月RICS住宅価格指数 (前回17 予想20)
17:30 (スウェーデン) 2月消費者物価指数 [前月比] (前回-1.4%)
17:30 (スウェーデン) 2月消費者物価指数 [前年同月比] (前回1.3%)
17:30 (スウェーデン) 2月消費者物価指数・コア指数 [前月比] (前回-1.5%)
17:30 (スウェーデン) 2月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.2%)
18:30 (南ア) 1月金生産 [前年比] (前回24.9%)
18:30 (南ア) 1月鉱業生産 [前年比] (前回1.8%)
19:00 (ユーロ圏) 1月鉱工業生産 [前月比] (前回-2.1% 予想1.2%)
19:00 (ユーロ圏) 1月鉱工業生産 [前年同月比] (前回-4.1% 予想-3.4%)
20:00 (南ア) 1月製造業生産 [前年比] (前回-5.9%)
20:00 (南ア) 1月製造業生産 [前月比] (前回-2.8%)
21:00 (インド) 1月鉱工業生産 [前年同月比] (前回-0.3%)
21:30 (米) 2月卸売物価指数 [前月比] (前回0.5% 予想-0.1%)
21:30 (米) 2月卸売物価指数 [前年同月比] (前回2.1% 予想1.8%)
21:30 (米) 2月卸売物価指数・コア指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.2%)
21:30 (米) 2月卸売物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.7% 予想1.7%)
21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回21.6万件)
21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回172.9万人)
21:45 (ユーロ圏) 欧州中央銀行理事会・政策金利公表 (現行0.00% 予想0.00%)
21:45 (ユーロ圏) 欧州中央銀行理事会・スタッフ経済見通し公表
22:30 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁・定例記者会見
02:00 (米) 財務省・30年物国債入札(160億ドル)
06:30 (NZ) 2月製造業PMI (前回49.6)
06:45 (NZ) 2月食品価格指数 (前回2.1%)
共和党党員集会(米領バージン諸島)
高島暦:「気味の急変を見る日なり」

【注目ポイント&今日のウラ読み】
 昨晩も、テドロスWHO事務局長が「新型コロナウイルスの感染拡大について、パンデミックとなった」と表明したことなどから、株価が大きく値を下げ、為替市場でも、乱高下の展開となりました。
 本日も引き続き新型肺炎に関する続報や株価の動きに、最大の注意を払って対応しましょう。また、トランプ大統領が、日本時間午前10時に、新型肺炎に対する経済対策に関して、声明を発表する模様です。一旦期待感も出るでしょうが、結局は失望の動きとなるリスクがあることは、注意しておきましょう。 
 金融政策としては、昨日英中銀が、緊急利下げに踏み切ったこともあって、注目されているECB理事会が開催されます。欧州の景気悪化に加えて、新型肺炎の悪影響が懸念されています。市場は、ECBが一定の緩和策を実施すると見ていますが、ただ、政策面では、既に昨年9月に包括的な緩和策を実施しています。できることと言っても、マイナス金利の深堀、グリーンボンドの買い入れやTLTROと言われている金融機関に対する長期貸出の増額ぐらいしか、手段はないでしょう。また、ECBのスタッフによる経済見通しの公表やラガルドECB総裁の記者会見も実施されますが、失望感につながるならドル売りや円買いが続く可能性に留意して対応しましょう。
 経済指標としては、アジア時間では、日本の2月国内企業物価指数、1-3月期四半期法人企業景気予測調査と週間対外対内証券売買契約等の状況では、普段あまり市場の関心度は高くありませんが、新型肺炎の影響で、大幅に悪化を見せるような、株価に悪影響を与えるかもしれません。 
 海外では、ユーロ圏では1月鉱工業生産、南アでは1月製造業生産、米国では、2月卸売物価指数や週間新規失業保険申請件数、NZでは、2月製造業PMIや食品価格指数が公表されます。結果の強弱次第ですが、このように、リスク回避の動きが強まる相場では、経済指標に対する市場の反応が、限定される傾向があることは、覚えておきましょう。 

【高島暦&アストロ】
高島暦:「気味の急変を見る日なり」

 気味の急変というと、悪い印象ですが、既に相場のムードは悪く、更なるリスクオフとなるかは不透明ですが、もし、そういった動きになるなら注意しましょう。ただ、逆の意味で、好材料が出るなら、リスクオフの巻き戻しという可能性もあるもで、こういったニューが出た場合、逆張りの売りは控えた方が良いかもしれません。

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

ドル円 (予想レンジ=103.00-105.00)
(基本戦略:大きめの動きで逆張り)
下値を101.15-25で維持して、反発が105.85-95まで回復も更なる展開とならず、上値は104.75-85、104.95-05、105.10-20が抑えると弱い。105.30-40を超えて105.55-65、105.85-95を超えて105.95-05、106.05-10を超えて106.20-30、106.30-40、106.45-60、106.75-80が抑えると弱い。106.95-05を超えて、107.20-30、107.35-45、107.45-55が視野となるが、売りが出易い。107.65-70を超えて、107.90-00が視野となる。一方下値は104.30-40の維持では良いが、104.15-25や104.05-15を割れると103.95-05、103.75-85、103.65-70、103.15-25を割れると103.05-10、102.65-75、102.35-45、101.95-05を割れると、101.45-55、101.35-40が視野となるが維持では堅調も、101.15-25を割れると100.95-05、100.85-90が視野となるが維持では堅調も、100.75-80を割れると100.50-65が視野となる。(予想時レート:104.56 予想時間08:43)

ユーロドル :(予想レンジ=1.1200―1.1330)
(基本戦略:大きめの動きで逆張り)
下値を1.0775-80で維持して、1.1485-95まで反発も更なる展開とならず、上値は1.1285-90、1.1305-15、1.1320-30が抑えると弱い。1.13450-55や1.1365-70を超えて、1.1385-90、1.1395-05が視野となるが、売りが出易い。1.1415-20を超えて1.1425-30、1.1435-40、1.1455-60、1.1475-85が視野となる。一方下値は1.1245-50の維持では良いが、割れると1.1225-35、1.1215-25や1.1205-15を割れると、1.1190-00、1.1175-85が視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、1.1165-70や1.1155-60を割れると1.1135-45、1.1125-35、1.1115-25や1.1095-05を割れると1.1075-85、1.1060-70が視野となる。(予想時レート:1.1261 予想時間09:00)

ポンドドル:(予想レンジ=1.2750-1.2950)
(基本戦略:逆張り)
下落を1.2725-30で維持して、反発が1.3115-25まで拡大の更なる展開とならず、上値は1.2845-55、1.2865-75が抑えると弱い。1.2880-90を超えて、1.2905-15、1.2925-40が視野となるが、売りが出易い。1.2965-70や1.2975-80を超えて、1.2985-95の窓の上限、1.3005-10を超えて、1.3015-20、1.3025-35、1.3040-50、1.3055-65、1.3065-75が視野となる。一方下値は、1.2805-10を割れると1.2790-00まで視野となるが維持では良いが、1.2760-70を割れると、1.2755-65、1.2745-55が視野となるが維持では良いが、1.2735-40や1.2725-30を割れると1.2705-15、1.2685-95まで視野となるが、維持では堅調も1.2655-60を割れると1.2615-25まで視野となる。(予想時レート:1.2819  予想時間:09:23)


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プロフィール

Author:daimanfx
文一雄【通称:だいまん】
1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。 ディーリング及び決済関連業務に精通。 2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。 銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」(http://www.savetheyen.com)をベースに、 個人のFX取引の拡大を支援するために、相場予想及び、為替取引の個人向け実地教育を中心とした㈱FXSCを設立。 2004年より、外国為替をメイン・テーマとしたインターネット・ラジオ「だいまんの為替で大儲け?!」(http://www.forexradio.net)を開始。 著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」(エム・ケイ・ニュース社)、及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」(フォレスト出版)がある。

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