デイトレード戦略
戦略 - 2020年01月22日 (水)
■だいまんの今日のウラ読み戦略■
2020年01月22日(水)07:00
【今日の一言】
リスク回避が続きそうだが、追いかけるのは避けたい
【昨晩の海外】
昨晩の海外市場は、軟調な米株価や長期金利の低下を受けて、リスク回避的な展開。中国の新型ウィルスに対する警戒感も影響している模様。また、トランプ大統領のダボス会議での演説では、新味のある内容がなく、影響は限定された。
ドル円は109.89から110.12まで反発後、109.76まで安値を更新、ユーロドルは、強い独・ユーロ圏ZEW景況感指数にも、1.1086から1.1118の上下の動きに留まり、ポンドドルは、好結果の英雇用統計を受けて1.308まで一時反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は122.37の高値から121.76まで下落、ポンド円は142.90から143.98まで一時反発、オージー円が75.68から75.12、NZD円は72.82から72.37、カナダ円は84.36から83.94まで売りに押された。
【本日の材料】
08:30 (豪) 1月ウエストパック消費者信頼感指数 (前回95.1)
16:45 (仏) 1月企業景況感指数 (前回106)
17:00 (南ア) 12月消費者物価指数 [前月比] (前回0.1% 予想0.3%)
17:00 (南ア) 12月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.6% 予想4.1%)
21:00 (米) MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回30.2%)
22:30 (加) 11月卸売売上高 [前月比] (前回-1.1%)
22:30 (加) 12月新築住宅価格指数 [前月比] (前回-0.1%)
22:30 (加) 12月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.1%)
22:30 (加) 12月消費者物価指数 [前年同月比] (前回2.2%)
22:30 (米) 12月シカゴ地区連銀全米活動指数 (前回0.56)
23:00 (米) 11月住宅価格指数 [前月比] (前回0.2% 予想0.3%)
24:00 (加) カナダ銀行・政策金利公表 (現行1.75% 予想1.75%
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数 [年率換算件数] (前回535万件 予想542万件)
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数 [前月比] (前回-1.7% 予想1.3%)
01:15 (加) ポロズBOC総裁・記者会見
世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
米企業決算:ジョンソン&ジョンソン、アボットラボラトリーズ、テキサス・インスツルメンツ
高島暦:「変化を起こす重要日。前日来の足取りに注意付随して駆け引きせよ」
【注目ポイント&今日のウラ読み】
昨晩は、中国の新型コロナ・ウィルスの拡大懸念もあったのでしょう。軟調な株価を受けて、リスク回避的な相場展開となりました。米国でも1人の感染者が見つかっています。本日も、中国からのこういったニュースの続報や株価の動きには、注意して対応しましょう。
経済指標としては、アジア時間は、豪1月ウエストパック消費者信頼感指数が焦点ですが、もし、強い結果となっても豪ドル相場は、株価やリスク回避の動きに流されてしまうかもしれません。
海外時間は、南アでは12月消費者物価指数が発表されます。今週南ア準備銀行が、予想外の利下げに踏み切っています。弱い結果が、更なる利下げの可能性につながるなら、南アランド相場の上値を押さえそうです。
カナダでは、11月卸売売上高 、12月新築住宅価格指数と消費者物価指数に注目ですが、本日カナダ銀行が政策金利を公表します。この発表を控えて、指標の強弱での反応は限定されるかもしれません。またカナダ中銀に関しては、政策金利の据え置きが想定されています。予想通りなら影響は少ないですが、声明やその後のポロズ総裁の記者会見で、カナダ経済や景気見通しに、警戒感の残る発言をするなら、カナダドル相場の上値を押さえそうです。
一方米国では、12月シカゴ地区連銀全米活動指数、11月住宅価格指数 と12月中古住宅販売件数が焦点ですが、結果次第も、米経済の結果に対する市場の反応が鈍っていることは、留意しておきましょう。
【高島暦&アストロ】
高島暦:「変化を起こす重要日。前日来の足取りに注意付随して駆け引きせよ」
前日の動きが株安、円高なので、この動向が強まる可能性に注目したい。
【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html
ドル円 (予想レンジ=109.30-110.15)
(基本戦略:戻り売りから、押し目買いへ)
反発が110.25-35でCapされて、下落が109.75-80まで再拡大。上値は、109.95-00、110.05-15が抑えると弱い。110.15-25や110.25-35を超えて110.35-40、110.45-55.110.55-65が視野となるが抑えると上値追い出来ない。110.65-70や110.85-90を超えて、110.95-00から111.05-10のギャップ、111.15-25が視野となる。一方下値は109.75-80の維持では良いが、割れると109.65-75、109.40-50を割れると109.25-35、109.15-25が視野となるが、維持では堅調が続くが、108.95-05を割れると108.75-85、108.55-65を割れると108.45-55、108.35-40、108.25-30、108.15-20、107.95-05、107.75-85が視野となる。(予想時レート:109.80 予想時間:06:10)
ユーロドル :(予想レンジ=1.1050-1.1150)
(基本戦略:逆張り)
反発が1.1165-75でCapされて、1.1075-80まで下落。上値は1.1095-05、1.1105-15が抑えると弱い。1.1115-20を超えると1.1125-30が視野となるが上値追いは不透明。1.1135-45を超えて、1.1145-55、1.1155-65、1.1165-75を超えて1.1175-85、1.1195-00が視野となるが抑えると弱い。1.1205-10を超えて1.1225-35が視野となる。一方下値は1.1075-80の維持では良いが、1.1065-70を割れると1.1055-65、1.1045-55が視野となるが維持では良いが、1.1035-45を割れると1.1015-25まで視野となるが維持では堅調も、1.0995-05を割れると1.0985-95、1.0975-85を割れると1.0965-70、1.0950-60が視野となるが維持では堅調も、1.0935-45を割れると1.0925-35、1.0915-20が視野となる。(予想時レート:1.1087 予想時間 06:20)
ポンドドル:(予想レンジ=1.2950-1.3150)
(基本戦略:突っ込み売りは出来ないが、戻りを待って売り狙い)
調整を1.2905-10で維持して、1.3275-85まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.3055-65、1.3065-75が抑えると弱い。1.3075-85を超えて1.3095-00、1.3115-25や1.3135-45を超えて1.3145-55、1.3165-75を超えて1.3195-00が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。1.3210-15を超えて、1.3225-35、1.3250-60が視野となる。一方下値は、1.3035-40の維持では強いが、割れると1.3015-25、1.3005-10が視野となるが、維持では堅調も1.2995-00を割れると1.2975-85、1.2955-65を割れると1.2945-55、1.2915-30が視野となるが維持では良いが、1,2905-15を維持出来に、1.2895-00や1.2875-85を割れると1.2860-70、1.2840-50が視野となる。(予想時レート:1.3043 予想時間:06:29)