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■だいまんの今日のウラ読み戦略■

2020年01月08日(水)09:30

【今日の一言】
 イランの国営テレビが報じたところによると、イランは米軍が駐留しているイラク基地に攻撃を開始したという。
 この報道で、リスク回避の動きが強まっています。
 今後米軍がどういった報復を行うかですが、もう一段リスク回避が広がる可能性に留意しておきましょう。 

【昨晩の海外】
 昨晩の海外市場は、中東情勢を懸念したリスク回避的な展開が続いた。イラン政府が、「13の報復シナリオが検討されている」としたことやAP通信が「米国は中東を航海する船舶に対してイランからの行動の可能性を警告」と報じたことなどが嫌気されて、138ドル安からスタートしたNYダウは、終始軟調な展開に留まった。ただ、米12月ISM非製造業指数が、市場予想を上回ったことがドル相場を支えた。
 ドル円は、鈍い動きの中108.63まで反発、ユーロドルは1.1134まで売りに押され、ポンドドルは、ジョンソン首相の財政政策に対する期待感から1.3213まで上昇後、1.3096まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が120.78まで下落、ポンド円は143.31まで反発後142.03まで値を下げ、オージー円が74.35、NZD円は71.82、カナダ円は83.18まで値を下げた。

【本日の材料】
モスクワ市場休場(新年休暇)
08:30 (日) 11月毎月勤労統計調査・現金給与総額 [前年同月比] (前回0.5% (0.0%) 予想-0.2%)
09:30 (豪) 11月住宅建設許可件数 [前月比] (前回-8.1% 予想2.0%)
09:30 (豪) 11月住宅建設許可件数 [前年同月比] (前回-23.6% 予想-11.7%)
09:30 (豪) 11月民間住宅着工許可件数 (前回-7%)
14:00 (日) 12月消費者態度指数・一般世帯 (前回38.7 予想39.5)
15:00 (南ア) 12月金・外貨準備純額 (前回444.15億ドル)
15:00 (南ア) 12月金・外貨準備総額 (前回548.93億ドル)
16:00 (独) 11月鉱工業受注 [前月比] (前回-0.4% 予想0.1%)
16:00 (ノルウェー) 11月製造業生産 [前月比] (前回0%)
16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前月比] (前回-0.4% 予想0.2%)
16:00 (独) 11月製造業新規受注 [前年同月比] (前回-5.5% 予想-4.7%)
16:45 (仏) 12月消費者信頼感指数 (前回106 予想104)
16:45 (仏) 11月貿易収支 (前回-47.3億ユーロ)
16:45 (仏) 11月経常収支 (前回-24億ユーロ)
17:30 (英) 12月ハリファックス住宅価格 [前月比] (前回1%)
17:30 (スウェーデン) 11月小売売上高 [前年比] (前回3.3%)
17:30 (スウェーデン) 11月小売売上高 [前月比] (前回0.2 予想0.2%)
未 定 (ポーランド) ポーランド中銀・政策金利公表 (現行1.50% 予想1.50%)
19:00 (ユーロ圏) 12月経済信頼感 (前回101.3 予想101.5)
19:00 (ユーロ圏) 12月消費者信頼感・確定値 (前回-8.1)
21:00 (米) 前々週分MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回-5.3%)
21:00 (米) 前週分MBA住宅ローン申請指数 [前週比] (前回--)
22:15 (米) 12月ADP全米雇用報告 [前月比] (前回6.7万人 予想14.3万人)
00:30 (米) 週間原油在庫 (前回-1146.3万バレル)
03:00 (米) 10年物国債入札(240億ドル)
05:00 (米) 11月消費者信用残高 [前月比] (前回189.1億ドル 予想125.0億ドル)
06:30 (豪) 12月AIG建設業指数 (前回40)
金正恩総書記誕生日
カルロス・ゴーン記者会見
プーチン大統領・エルドアン大統領会談
世銀世界経済見通し公表
高島暦:「相場の仕成りについて駆引きせよ」

【注目ポイント&今日のウラ読み】
 昨晩もイラン情勢に対する警戒感が残る相場展開が続きましたが、イランは、「13の報復シナリオを検討している」としています。一方の米国は、中東を航海する船舶に対してイランからの行動の可能性に警告を発しています。本日もこういったニュースに注意ですが、特に攻撃などが始まった場合に、一時的リスクオフの動きが強まる可能性に注意して対応しましょう。
 経済指標としては、アジア時間は、豪州の11月住宅建設許可件数と民間住宅着工許可件数が焦点ですが、結果の強弱次第も、影響度の低い指標なので、相場の動きは限定されると考えておきましょう。
 海外時間は、ユーロ圏では、独11月鉱工業受注と製造業新規受注、12月経済信頼感と消費者信頼感の確定値に注目ですが、昨日の指標も、比較的良好で、引き続き悪くない指標結果が、ユーロ相場の下値を支えるか注目しましょう。
 また、英国では、12月ハリファックス住宅価格が、公表されますが、普段からあまり材料視されていないこと。また、引き続きブレグジット絡みでの報道や思惑で、相場が動き易いことは、留意しておきましょう。
 一方米国では、週末の雇用統計を前に、12月ADP全米雇用報告が大きな焦点です。前回の弱い結果から改善が想定されていますが、これは既に11月の非農業部門雇用者数が、想定外に強かったことで、織り込みの範囲になっている可能性がありそうです。結果が予想からブレても影響は、見えないかもしれません。
 また、中東の緊張が高まっている中で、週間原油在庫も注目です。1バレル65ドルなどを超えると、原油価格の上昇に弾みがつき、特に原油を100%近く輸入に頼っている日本には、厳しい状況となるとの見方が広がると、リスク回避の動きにつながり易いことは、念頭に入れておきましょう。 

【高島暦&アストロ】
高島暦:「相場の仕成りについて駆引きせよ」

 基本は逆張り的とみられるが、もし、方向が出たら一方向との動きとなるか、材料次第も注意しておきたい。

【本日の戦略】
(注意点=相場の見通しは、基本的にデイ・トレードの範囲ですが、中長期的な見解の場合、必ず「中長期的な見方」と明示して表記します。 ストップ・レベルは、基本的にチャート・レベルで決定していますが、非常に狭いレベルで決定していることや、各社スプレッドが異なること、更に騙しを考慮するなら、このレートから5-10ポイント離したレベルで、設定することをお勧めします。 また、エントリー・ポイントは理想的なレベルで掲載しますが、届かないケースでは、ストップ・レベルを見合いに、「アト・ザ・ベスト=ご自身で判断した最良ポイント」で臨んでください。)
戦略に関する参考リンク: http://www.savetheyen.com/kaisetsu.html

ドル円 (予想レンジ=107.50-108.50)
(基本戦略:逆張りも、戻り売り中心)
下値を107.75-80で維持して、108.55-65まで反発。上値は108.55-65を超えて、108.65-70、108.75-85が視野となるがCapされると上値追い出来ない。108.85-90を超えて108.95-05、109.05-15が視野となるが、売りが出易い。109.15-25を超えて、109.25-35、109.35-45、109,45-55が視野となる。一方下値は108.35-40の維持で強いが、108.25-30を割れると108.15-20、108.00-10、107.85-95が視野となるが維持では堅調も、107.75-80を割れると107.65-70、107.45-60が視野となるが維持では良いが、107.35-40を割れると1078.15-25が視野となる。(予想時レート:108.47 予想時間:07:53)

ユーロドル :(予想レンジ=1.1100-1.1200)
(基本戦略:逆張り)
下値を1.1065-70で維持して、1.1235-45まで反発も更なる展開とならず、上値は1.1165-70、1.1175-85、1.1195-00が抑えると弱い。1.1205-10を超えて1.1225-35が視野となるが売りが出易い。1.1235-45や1.1245-55を超えて、1.1265-75が視野となるが抑えると上値追い出来ない。1.1280-90を超えて1.1295-00が視野となる。一方下値は1.1135-45の維持では良いが、1.1125-35を割れると1.1110-20、1.1095-05、1.1080-90や1.1070-80を維持出来ずに1.1065-70を割れると1.1055-65、1.1045-55が視野となるが維持では良いが、1.1035-45を割れると1.1015-25まで視野となる。(予想時レート:1.1149 予想時間 08:04)

ポンドドル:(予想レンジ=1.3020-1.3200)
(基本戦略:逆張り)
調整を1.2905-10で維持して、1.3275-85まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.3135-45が抑えると弱い。超えて1.3165-75、1.3195-00が視野となるが、抑えると上値追い出来ない。1.3210-15を超えて、1.3225-35、1.3250-60が視野となるが売りが出易い。1.3265-75や1.3275-85を超えて。1.3295-05、1.3315-25、1.3345-55、1.3375-80視野となる。一方下値は、1.3095-00の維持では良いが、維持出来ずに、1.3055-65や1.3045-55を割れると1.3035-45、1.3015-25、1.2995-05、1.2985-95まで順次視野となるが、維持では堅調が続くが、1.2965-75や1.2955-65を割れると1.2945-55、1.2915-30が視野となる。(予想時レート:1.3110 予想時間:08:19) 

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プロフィール

Author:daimanfx
文一雄【通称:だいまん】
1957年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。アジア系外銀にて、外国為替の貿易事務、マネー、債券、為替ディーラーを歴任。 ディーリング及び決済関連業務に精通。 2002年の資金部次長時代に、20年間勤務した同銀行を退職。 銀行在籍時より運営していた外国為替予想サイト「円を救え」(http://www.savetheyen.com)をベースに、 個人のFX取引の拡大を支援するために、相場予想及び、為替取引の個人向け実地教育を中心とした㈱FXSCを設立。 2004年より、外国為替をメイン・テーマとしたインターネット・ラジオ「だいまんの為替で大儲け?!」(http://www.forexradio.net)を開始。 著書に「外貨建て投資入門&実践ガイド」(エム・ケイ・ニュース社)、及び「あなたのお金を10倍にする外貨投資術」(フォレスト出版)がある。

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