オセアニアは危ない
表読みと裏読み - 2018年06月16日 (土)
今週は、米FOMCで想定通り政策金利の引き上げが決定。更に今年の利上げ見通しが3回から4回に引き上げられた。またECB理事会では、市場の想定ほどタカ派ではないとしても、一応出口戦略に対する一定の道筋が示された。この面では、かつての高金利通貨として魅力が高かったオセアニア通貨からの資金の巻き戻しの動きが出る可能性が残ることは注意しておきたい。
豪州やNZは、未だ当面政策金利を動かす状況にはなく、加えて通貨安を好感する地合いが強いが、特にオセアニア圏では、7月から決算年度が変わるが、こういった時期に、相場の流れが変わるケースが多いことは留意しておきたい。
テクニカル面でも、オージードルは、日足と週足の雲に押さえられ、両サポートも割り込み展開。今後5月9日の安値0.7413を割り込むと0.7330や0.7152の安値圏を目指す展開となり易い。またNZDドルも、0.72前後の雲が押さえると弱く、0.6852の安値割れから重要な週足のネック・ラインとなる0.6781-0.6818ゾーンが視野となるが、維持できない場合、0.6600や0.64などがターゲットとなる可能性が残っていることは注意しておきたい。

豪州やNZは、未だ当面政策金利を動かす状況にはなく、加えて通貨安を好感する地合いが強いが、特にオセアニア圏では、7月から決算年度が変わるが、こういった時期に、相場の流れが変わるケースが多いことは留意しておきたい。
テクニカル面でも、オージードルは、日足と週足の雲に押さえられ、両サポートも割り込み展開。今後5月9日の安値0.7413を割り込むと0.7330や0.7152の安値圏を目指す展開となり易い。またNZDドルも、0.72前後の雲が押さえると弱く、0.6852の安値割れから重要な週足のネック・ラインとなる0.6781-0.6818ゾーンが視野となるが、維持できない場合、0.6600や0.64などがターゲットとなる可能性が残っていることは注意しておきたい。
