2018年ポンドドル
戦略 - 2017年12月29日 (金)
予想レンジ=1.2500~1.4000
ポンドドル相場は、来年もブレグジットに進展状況や英中銀の金融政策で、神経質な展開を続けそうだが、テクニカル面では、オシレーターの買いサイン、月足の長期レジスタンスの上抜け傾向からは、底堅い展開が続きそう。
リスクとしては、英国は恒常的な貿易赤字国であり、ポンド高がインフレを抑制すると期待するほど、金利が上昇しない可能性もある。また、通商交渉が難航するケース、スコットランドが再び、独立を声高く主張するようなケースから、北アイルランドが騒ぎ出すなど、ショックもあるので、あくまで追いかけて買うのは危険。また10月には、2019年3月末の期限に向けて、事務的な最終合意が出来上がっていないと、スケジュールが崩れ、その場合「ハード・ブレグジット」となるリスクもありそうだ。
月チャートからは、既に1.30前後がサポートされると強い形から今年の高値となる1.3657を超えると、窓の上限となる1.3835-40、1.4005-15などが視野となる。更なる上昇は不透明だが、ブレグジット決定前の高値2016年6月の1.5018を超えるような展開は期待しておらず、しっかりと利食い場となりそうだ。
また下値は1.30を維持出来ずも、1.2585-1.2775などは、ネック・ラインと合わせて支えられると見ている。
ポンドドル相場は、来年もブレグジットに進展状況や英中銀の金融政策で、神経質な展開を続けそうだが、テクニカル面では、オシレーターの買いサイン、月足の長期レジスタンスの上抜け傾向からは、底堅い展開が続きそう。
リスクとしては、英国は恒常的な貿易赤字国であり、ポンド高がインフレを抑制すると期待するほど、金利が上昇しない可能性もある。また、通商交渉が難航するケース、スコットランドが再び、独立を声高く主張するようなケースから、北アイルランドが騒ぎ出すなど、ショックもあるので、あくまで追いかけて買うのは危険。また10月には、2019年3月末の期限に向けて、事務的な最終合意が出来上がっていないと、スケジュールが崩れ、その場合「ハード・ブレグジット」となるリスクもありそうだ。
月チャートからは、既に1.30前後がサポートされると強い形から今年の高値となる1.3657を超えると、窓の上限となる1.3835-40、1.4005-15などが視野となる。更なる上昇は不透明だが、ブレグジット決定前の高値2016年6月の1.5018を超えるような展開は期待しておらず、しっかりと利食い場となりそうだ。
また下値は1.30を維持出来ずも、1.2585-1.2775などは、ネック・ラインと合わせて支えられると見ている。