2018年のドル円
戦略 - 2017年12月29日 (金)
予想レンジ=107.50~117.50
来年のドル円相場は、基本的に米経済の良好さ、堅調な株価、FOMCの利上げ姿勢継続で、ドルが底堅い展開を想定するが、一方でリスクもあることは考慮しなければならない。
リスクとしては、トランプ政権の不安定さ、利上げが米経済を圧迫する可能性、地政学リスクなどもあるが、特に懸念しているのは、日本サイドからの材料として、流石に日銀が来年、一部の政策を出口戦略的に変更する可能性には注意しておきたい。
テクニカル面では、月足のオシレーターが買いを未だ維持しており、特にサポートからは、105円ミドルが支えると堅調が続くが、ただ、週足からは、ボリンジャーバンドの縮小が続いているが、次のブレイクが大きな方向感となる。現状の下限となる108.66から上限となる115.30の次のブレイクから大きな展開となると見るが、時期的には、来年3月から4月に転換が見える可能性がありそう。その面では、案外来年1-3月は、揉み合いが続いてしまうのかもしれない。
ただ、それであっても下値は100-105円は堅く、上値も117.00-120円が重ければ、夏場はまた揉みあってしまう可能性が残る。
最後は秋口の日銀次第で、最終トレンドが決まるイメージとなる。
来年のドル円相場は、基本的に米経済の良好さ、堅調な株価、FOMCの利上げ姿勢継続で、ドルが底堅い展開を想定するが、一方でリスクもあることは考慮しなければならない。
リスクとしては、トランプ政権の不安定さ、利上げが米経済を圧迫する可能性、地政学リスクなどもあるが、特に懸念しているのは、日本サイドからの材料として、流石に日銀が来年、一部の政策を出口戦略的に変更する可能性には注意しておきたい。
テクニカル面では、月足のオシレーターが買いを未だ維持しており、特にサポートからは、105円ミドルが支えると堅調が続くが、ただ、週足からは、ボリンジャーバンドの縮小が続いているが、次のブレイクが大きな方向感となる。現状の下限となる108.66から上限となる115.30の次のブレイクから大きな展開となると見るが、時期的には、来年3月から4月に転換が見える可能性がありそう。その面では、案外来年1-3月は、揉み合いが続いてしまうのかもしれない。
ただ、それであっても下値は100-105円は堅く、上値も117.00-120円が重ければ、夏場はまた揉みあってしまう可能性が残る。
最後は秋口の日銀次第で、最終トレンドが決まるイメージとなる。